これからはタブレット教育が主流に

今、大きな教育改革が起きようとしています。文科省によると、2020年からは英語が小学生から必修科目として追加されますし、2020年までに小中学校に通うすべての生徒がタブレット端末を持ち、タブレット学習ができるように進めています。学習効果が高まるだけでなく、災害時の安否確認などメリットが多いことから、国としてもタブレットと教育の関係に注目しているのです。

そんななか、WEB教材をいまのうちから家庭で取り入れて、タブレット学習に慣れておくことは大きなメリットとなります。WEB教材を選ぶ理由として、これからは子どももネットリテラシーやパソコン・タブレットなどの操作が常識として必要になるからというのも十分頷けるものでしょう。

また、英語の発音などではWEBの方が紙媒体よりも圧倒的に有利です。英語の必要性が高まる将来に備えて、WEB教材はもっと重要になるでしょう。

いつでも好きな時に好きなだけ自分のペースで勉強できる

WEB教材が選ばれている理由の1つが、一人ひとりのお子さんに合わせたレベルの学習が、自分のペースで好きな時間にできるということです。例えば塾だと、生徒全員に画一的なレベルで授業が進行していきます。もちろん、時間も決められていますね。

WEB教材だと、生徒一人ひとりのレベルや苦手科目に合わせた問題を自動作成して出題、採点、添削できる強みがあります。外出先でも、ネット接続ができれば勉強が可能です。子どものレベルに合わせ、できる子はより先の予習をでき、逆に勉強が現在苦手だというお子さんには過去の単元にさかのぼって復習ができるのも大きなメリットです。

WEB教材は、一単元当たりが短く、手元のタブレットを開けばすぐ始められるのでスキマ時間の勉強にも最適です。部活や習いごとで忙しい最近のお子さんには、こうしたスキマ時間を活用しての復習はとても有意義でしょう。

子どもに興味を持ってもらいやすい

お子さんの勉強嫌いをどうにかしようと、WEB教材を導入している家庭は少なくありません。タブレットでの勉強法は、キャラクターが登場するアプリや動画など、お子さんが興味を持てるような工夫がされているので、学習に取り組みやすいところがメリットとなっています。

勉強は苦手だけど、好奇心自体は強く、ゲームなどは集中して取り組むといったタイプのお子さんは、タブレット学習に向いているのではないかと思います。映像などの刺激があった方が、文字を読むよりずっと記憶に残るというお子さんも少なくありません。

タブレット学習が単なる遊びになっていないか、子どもにとって本当に興味が持てる内容なのか、実際に体験させてみるのも手です。ほとんどのWEB教材が、無料もしくは安い金額で体験サービスを行っています。子どもが興味を持てるなら、タブレットでの勉強が大きな成績アップのきっかけになる可能性もあるでしょう。

塾や家庭教師よりも始めやすくリーズナブル

WEB教材のいい点は、塾や家庭教師よりもずっとリーズナブルで手軽であるということです。塾までの送り迎え、家庭教師の先生をお迎えするための準備なども必要ありません。しかも、塾や家庭教師は基本的に教える教科・時間が決まっていますが、WEB教材では1つのタブレットで複数の科目が、時間制限なく学習できるのです。学年をまたいでの学習が無料でできる教材もあります。質問や学習相談などは、電話やメールで受けているWEB教材も多いです。

一般的なタブレット教材の月々の月謝は数千円くらいで、10,000円を超えるようなものはあまりありません。塾や家庭教師だと1月当たり万単位の出費が当たり前ですから、始める手軽さなら圧倒的に通信教育が勝っているのではないでしょうか。