いいWEB通信教育を見極める5つのポイント
1.子どものやる気を引き出す工夫がある
まず一番大切なこととして、お子さんがやる気をもって自主的に学習してくれなければ意味がありません。ですから、教材にお子さんのやる気を引き出すための工夫がしっかりされていることが必須です。
具体的には、キャラクターが登場するなど興味を持ちやすい授業画面や、ゲームのようなコンテンツが用意されている、イベントやランキング要素があるといったポイントがあります。お子さんにとっては、できたという成果がわかりやすく、褒められる経験を得ることや興味を持てる授業であることが勉強のモチベーションとなるでしょう。
2.学習の成果が可視化できること
学習時間や成果がすぐにデータとして蓄積され、それを保護者も含めて閲覧できることは大切です。保護者専用ページなどでは、お子さんがどれだけ学習したか、どんな問題を間違え、どんな目標設定で勉強しているかがわかるものを選びましょう。お子さんに「頑張ったね」といった声かけができる機能を採用している教材もあります。
こういった教材を選ぶと、お子さんの学習成果をもとに、次の目標を立てやすくなります。次はこの苦手分野を克服してみようなどと具体的に目標を立て、子どもの自信につなげたいですね。
3.学べる教科数の充実度
タブレット学習では、できるだけ広範囲の単元・教科をカバーしてくれるものがいいです。小学校のうちは、苦手科目を作らないためにも、幅広く学習することがとても大切になってきます。
英語学習も充実していると、さらにいいですね。これからは英語が小学校からも必修になりますし、英語のできるできないの差が将来の入試や就職、出世にも大きく影響してきます。
4.コストパフォーマンスに優れた料金設定
長く続けるためにも、コスト面が気になる方も多いはずです。WEB教材の中には、専用タブレットが必要だったり、追加で費用が必要な教材もありますので、申し込む前にきちんと確認しておきましょう。また、その金額でどこまで学習できるのか、どんなサポートが受けられるのかも視野に入れ、なるべくコストパフォーマンスのいい教材を選びましょう。
無料体験や、お得なキャンペーンなどを利用し、まずお子さんに教材をさわってもらうということも大切です。
5.専用端末でなく持っている端末で学習できる
iPadやパソコン、携帯電話など、ご家庭で所有している端末で学習できる教材は、専用機器を必要とする教材よりも導入が簡単です。契約の際、専用機器の購入やレンタルなどで契約の縛りが生じないですし、初期投資コストに差が出てきます。専用機器を用いての学習ですと、機器を破損してしまったり、トラブルが起きると学習ができないということもあります。
ですから、ご家庭で所有しているタブレット端末が教材に対応しているかどうかを確認してみてください。特別な準備なく、すぐお子さんに始めてもらえるものがいいでしょう。